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まだ今日は寒い長岡シティでございます。
昨日も夜は板金屋に引きこもりでした、毎日工場寒いので風邪気味がここ半年くらい治りません・・・
さて、当工場ではNAのB6エンジンのシリンダーブロックが分解されてます。
ピストンがメルトダウンして、オイルにメタル分も盛大に出てきております(汗)
もっと早く分解する事で軽傷だったかも?と思いますが、ピストンのスライドが重いのでひょっとするとシリンダーもダメかも・・・ピストンは交換しますので良いのですがブロックは修正面研にダミーヘッドボーリングですね。クランク曲がりも見たいし、修正の必要も有るかもしれません。
通常のオーバーホールとは2手間くらい違いますね。
いや本当にそろそろ少なくなってきたB6エンジン。
元々NA6では全車B6型ですがNA8になって一度消えたエンジンであります。
NB6の登場でまたB6エンジンが復活!
NB6が無ければNA6も今まで存続が苦しかった車両も多い事でしょう。
しかし、そんなNB6も元々台数が少ない中ですから更に台数が減ってきており。程度の良い物もかなり少なくなっております。
しかもエンジンのみ残るというケースも本当に減って来てまして・・・例えば15万キロ以上走ったNB6の事故車が解体屋でエンジンのみの価値も少なくなって売られる事もなくなってきたんですね。
ま、その筋の解体屋ではちゃんとエンジンのみ取り残してくれるんですけど(笑)
理由はどうあれ手放すオーナーが居て、新しいオーナーに恵まれないとしたらその分だけ確実にボディもエンジンもミッションもデフもサスアーム関係などの中古部品は減って来ている訳です。
仕方ない。
今あるエンジンを確実にオーバーホールしていく事で更に10万キロ以上走れるエンジンを作る事が僕らの使命〜(笑)
ショートライフなエンジンじゃなくユックリとでも長く使えるエンジンを作るんです。もう何年も前からシリンダーは絶対にボーリングして新しいピストンを使う事をしてますが、これらのエンジンは本当に長く使ってもらってます。
当時やってきた事の答えも出てきております。
これからのオーバーホールは低回転が綺麗に回る事。
だと思います。
とは言いましても・・・
当店の今予約入ってるオーバーホールエンジン3基あるのですが、全てB6でTODA製のハイコンプピストンでのオーバーホール(笑)
ロングライフの実績もありますので大丈夫ですが、みんなコッソリとパワーアップするのが好きねぇ〜(爆)
この3基を各種作業の合間に少しずつやっていくので今年のエンジンオーバーホールは一杯です(本当)
多分、来年も再来年もこういう仕事が続きそうですな。
さぁ〜今日も元気にいきまっしょぃっ!
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