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気温の変動が激しいなぁ〜
これじゃ風邪引いて咳き込んで風邪なのか花粉なのかコロナなのか判らなくなる。
早く政府からの2枚のマスク届かないなぁ〜楽しみにしてるのに。
「日本政府」とか日の丸や日章旗がプリントされて居たら萌えるのに。
「特攻」とか「神風」とかでも面白いけどなんか今は違う(笑)
「殺露那」だと世界ニュースになる。
さて、工場では排気漏れのNBのマフラーの修理が〜
修理と言いましてもフランジ部分を上から溶接して全てふさぎました。車検だし。
マフラーパテでも車検は通ってしまいますが、画像のような状況ですと最終的にボルトが破断したりフランジが大きくクチを開いてある時突然爆音になりますので溶接してしまった方がしばらくは大丈夫です。
猶予ができますのでその間に当店のNB2寸管プラスなどのセンターパイプを取り付けたりと算段しましょう〜♪
NBのマフラーフランジのお話。
NAはよく見るフランジとフランジの間に板状のガスケットが面で当たる構造になってます。排気漏れするとしたらフランジの歪みが多く、たまにガスケット抜けがあります。
そのフランジ歪みに対して有利なのがNBのリング状のガスケット方式であります。
リング状のガスケットを使う事で面圧が高く、純正ではパイプを差し込むのでガスケットに直接排気が当たらず排圧などの抜けに非常に強くなってます。NBからNC、NDでも同じ構造です。
ただし、このリングガスケットのフランジもデメリットが存在します。
長期使用での錆に弱いのです。。。構造上どうしてもフランジとフランジの間に隙間が出来ます。
新しいうちはそれで問題無いのですが、古くなってくるとその隙間に水が入り溜まり錆びてきます。
するとガスケットの接触面まで浸食してしまいガスケットを交換しても直ぐに排気漏れを起こします。同じ構造のリングガスケットの車両によってはフランジ上部にプレートがありまして上部からの水や汚れの侵入を抑えてくれて万が一の排気漏れでも車体側に排気が当たらないようになってます。
NBのマフラーフランジは非常に錆びやすい素材なので、10年もするとフランジがボロボロになってきます。これはどうにも防ぎ難い・・・あらかじめフランジの隙間に耐熱コーキングしておけば錆無いかも知れないけど普通はやらんよね。
で、修理としてはマフラーやセンターパイプごとアッセンブリーで交換するか、フランジを切って新しいフランジに溶接交換くらいしかございません。
ちなみにNBのオートマ車はフランジが小さいのでマニュアル車のマフラーが付きません・・・当店では大きいフランジをセンターパイプ側に交換溶接してマニュアル車のマフラーが付くようにした事があります。これやっておけばセンターパイプのフランジも錆びにくいしマフラーも選び放題ですね(笑)
ほんと、NBのこの降らんじの錆は困ります。
同じ構造でもNCやNDはフランジがステンレスのプレスプレートなので錆ません、NBが発展形だとしたらこれは完成形(笑)
NBのマフラーを設計する上で、このフランジはどうなんだ?と感じて20年くらい経ちますが、やっぱりダメでした・・・もう少しフランジの隙間が広ければよいんだけどねぇ。
と、言う事で最近当店のMIG,TIG溶接機2台の稼働率高いなぁ〜
さ、今日も元気にいきまっしょぃっ!
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